パーソナルジムトレーナーの植田修平さんにお話を伺いました。
ふだんはまず出会うことのないバリバリの体育会系男子!!
周りにいないタイプだからこそ、興味深々。
どうもうまくいかない学生時代の話や、トレーニング、ダイエットの話まで!
全四回でお届けします。

植田修平

1991年1月21日生まれ
千葉県銚子市出身

2010年に専門学校に入ってトレーナーとしての人生をスタート

2012年大手フィットネスクラブ入社

2016年 独立しボディメイクジムRight gymをオープン

2018年 2店舗目となるフィットネスジムGreen gymをオープン

菅田:よろしくお願いします。植田さんはおいくつになるんですか?

植田:早生まれで27ですね。

菅田:てことは僕と13歳違うのかー。
いろいろお話を伺っていきたいんですけども、今日に至るまでのお話を詳しく伺いたくて。

植田:はい。

菅田:ボディビル以前のお話を聞きたいんですよ。(※植田さんは2013年と2014年にボディビル選手権に出場、入賞されています)
例えば、幼稚園とか小学校の頃ってどんなことなさってましたか?

植田:勉強してないっすねぇ。

菅田:勉強してない(笑)

植田:勉強全くしてないすね、ほんとに全くしてなくて、覚えてるのはずっと外で遊んでたことぐらいですね。

菅田:はー、んじゃいわゆる、典型的なアホな小学生というか(笑)

植田:まさにそんな感じ。授業態度は悪いし頭も悪いし、典型的な。

菅田:スポーツとかは?

植田:走るのは元々速かったですね。小学生の時にバスケ部に入ったんですけど、背が小さかったのでリングに当たらなかったんです、ボールが。小学校卒業しても145センチぐらいしかなかった。

菅田:あ、大丈夫。僕中学入った時137センチですから。下には下がいるんですよ!

植田:(笑)まぁとにかくボールがリングに当たらないんですよ。なんだこれはつまらねえ、玉入れじゃねーか、と。んで、ほぼ帰宅部。

菅田:あ、そこで頑張ろう!っていうことはなく?

植田:ないですね、つまらないからやめてしまえ、でした。幽霊部員ですよね。
朝練もあるけどそれにも出ない。ユニフォームももらえない。

菅田:そりゃもらえないでしょうねぇ(笑)

植田:でも春は市内の陸上大会があるからその練習をするんです。全校生徒出なくちゃいけないやつで。

菅田:そういう競技大会みたいなのがあるんだ。

植田:そうそう。冬は駅伝大会があって、これも強制参加でした。
夏は帰宅部だったので何もせず、春と冬は強制なので走らされるんですけどなぜか必ず選手に選ばれるんです。

菅田:元が速いんだね。

植田:小学校の頃はだいたいそんな感じです。中学に上がって部活を選択する時に、よく遊んでた2コ上の先輩がいたんですけどその人がバスケ部だったんですよね。

菅田:またバスケ出てきたね!

植田:自分でも覚えてないんですけど、なぜかまたバスケ部入ったんですよ(笑)
あれほどつまらないと思ってたバスケをまた選択するっていう。
んで、入ってからすぐ思ったことは「ボールはまだリングに当たらない」

菅田:まだ!(笑)

植田:玉拾いとかもさせられるんですよね。今度は玉入れじゃなくて玉拾いになっちゃった。

菅田:投げてたものが下になっちゃって(笑)

植田:つまらなくなって、また行かなくなる。

菅田:懲りないですねぇ。

植田:走るのが速いっていうのは自分で分かってたんですよね。だったら陸上部に入りたい、ってやっぱり思ったんですよ。

菅田:あそこだったら色々できるぞ、と。玉拾いしてる場合じゃない、と。

植田:そそそ。いきなり選手だ、と。で、陸上部に入ろうとした時に誤算がありまして。
うちの学校は人数が少なかったんですよね。バスケ部を辞める時に先生から「1年生5人しかいないんだぞ。」って。バスケは5人いないと試合出られないんです。

菅田:それはマズい(笑)

植田:辞めれません、と。移動も出来ないんで、行かなくなる選択しか取れない。

菅田:また!?(笑)

植田:春先から冬までの間は覚えてないんですけど、冬場になって走り込みが多くなったんですよ。
陸上部と競争みたいなことがあって。3年生は引退してたので2年生と1年生。んで走ってみたら僕は全体で3番だったんですけど、1位2位は陸上部の2年生だったんですよ。

菅田:そっち方面のトレーニングはしてなかったけど速かったんだ。

植田:もう一度バスケ部辞めたいですって先生に相談したんですけど「あんたに才能なんてない」って言われたのは今でも覚えてますね。

菅田:うわー。。。そうか。。。

植田:んで辞められない。2年生になったら顧問の先生が変わったんですけどすごくいい人で。そこからはちょっと部活行くようになりました。

菅田:そしてバスケ部として中学を終える。。。

植田:終えないんですよそれが。

菅田:色々ありますね!(笑)

第2回 パーソナルトレーナー植田修平②につづく

掲載されている情報はインタビューが行われた2018年8月末時点での情報です。

菅田 直人
ミュージシャン(ドラマー)/1979年生まれ
高校時代に吹奏楽部に所属し、打楽器全般に触れる。
 大学サークルでドラムに専念し、様々なバンドを掛け持ちする。
2001年よりバンド「ズボンドズボン」に参加。
 2014年の解散までに多数のアルバムとライブDVDを発表。
同時並行してサポートドラマーとしての活動も開始。
主なサポート歴はRAGFAIR、小池徹平、°C-uteなど。

https://sugata-naoto.com

写真撮影 柳田隆間/Patty&Isaac.
編集・デザイン 柳田隆間/Patty&Isaac.
https://patty-isaac.com